内容説明
本書は、近代会計学の扉を開いた17人のパイオニアの研究の足跡を明らかにする。主要な会計学説を網羅できるだけでなく、彼らの思考をおさえることで、現在議論されているさまざまな会計理論・実務の問題を考える上でも新たな視点を見いだせる。
目次
ルカ・パチョーリ―世界で初めて印刷された会計書
ジャック・サヴァリーとマチュー・ド・ラ・ポルト―フランスの大世紀を代表する簿記の大家
エドモンド・デグランジュ父子―複式簿記の普及
レオティ&ギルボー―数的アプローチの試み
シモン、シュマーレンバッハ、シュミット―ドイツ会計界の3S
ジャン・デュマルシェ―貸借対照表理論と価値理論への貢献
テォドール・リムペルグ―取替価値の提唱
ジノ・ザッパ―財務会計における制度主義者
ペイトン&リトルトン―帰納学派と演繹学派による会計基準化の試み
黒澤清〔ほか〕
著者等紹介
コラス,ベルナルド[コラス,ベルナルド][Colasse,Bernard]
パリ大学ドーフィーヌ校教授。フランス国家会計審議会委員。フランス会計学会創設者・元会長
藤田晶子[フジタアキコ]
1990年3月神戸商科大学大学院博士課程単位取得退学。佐賀大学助教授(~1999年3月)を経て、現在、明治学院大学教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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