出版社内容情報
従来の交通需要マネジメント研究に、「価値協創」「協働ネットワーク」といったマーケティング理論を援用し、観光による負の影響を抑えた持続可能な観光地の仕組みを示す。
柏木 千春[カシワギ チハル]
著・文・その他
内容説明
観光価値の維持・向上のための共創システム。観光地の交通需要マネジメントが地域に定着し、多様な行為者による価値共創に向けた協働を持続させる仕組みを明らかにする。
目次
第1章 序論
第2章 TDM研究の概観―文献レビュー
第3章 研究デザイン
第4章 観桜期の吉野山の事例―奈良県吉野町
第5章 白川郷の事例―岐阜県白川村荻町合掌集落
第6章 出雲大社周辺の事例―島根県出雲市
第7章 結果と考察
第8章 結論
著者等紹介
柏木千春[カシワギチハル]
1969年茨城県生まれ。1992年茨城大学人文学部卒業。1992年日本交通公社(JTB)入社。2010年多摩大学大学院経営情報学研究科博士課程前期修了、修士(経営情報学)。2017年神戸大学大学院経営学研究科博士課程後期修了、博士(経営学)。JTBに入社後、地方支店2店舗で団体旅行営業を約12年、その後、本社にて地域交流ビジネス事業に9年間携わる。2007年より大学教員として兼業を始め、2013年JTBを退社。現在は、流通科学大学人間社会学部観光学科教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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