人事のためのデータサイエンス―ゼロからの統計解析入門

入江 崇介【著】

中央経済社（2018/06発売）

• サイズ A5判／ページ数 176p／高さ 22cm
• 商品コード 9784502266317
• NDC分類 336.4
• Cコード C3034

出版社内容情報

人事分野でデータの活用が求められています。データサイエンスの中でも実践しやすい「統計解析」に焦点をあて、どのような場面や目的で活用できるのかを具体的に解説します。

入江 崇介［イリエ シュウスケ］
著・文・その他

内容説明

ようこそ人事のデータ分析の世界へ！数式は極力使わずに「どのような手法があるのか」「どのような場面で使えるのか」「分析結果をどのように読み取ればよいのか」を紹介しています。

目次

１　人事データ活用のイメージを具体化する（人事データ活用とは；人事データ活用への関心が高まっている背景とは；人事データ活用の土台づくり　ほか）
２　人事データの特徴を把握する（人事データの性質を理解する；人事データを見える化する；人事データの特徴を数で表す）
３　統計解析で人事データを活用する（統計解析の基礎；高業績者の行動特性をあぶりだす―対応のないｔ検定；研修効果を確認する―対応のあるｔ検定　ほか）

著者等紹介

入江崇介［イリエシュウスケ］
（株）リクルートマネジメントソリューションズＨＲ　Ａｎａｌｙｔｉｃｓ　＆　Ｔｅｃｈｎｏｌｏｇｙ　Ｌａｂ所長。２００２年入社後、適性検査や従業員意識調査の開発、多面評価に関する研究、企業の人事制度の実態調査、および人事データ活用のコンサルティングなどに携わる。２０１８年より現職。東京大学教養学部卒業、同大学大学院総合文化研究科広域科学専攻修了（修士（学術））（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[syachi]

人事的な興味を例題に持ってきた統計の入門書といった趣。大学の時の統計の授業を思い出す。自分もそうなんだけど恐らく本書を読まれる方は手っ取り早く自社にあるデータを使ってこんな分析できますよ！ってのが欲しいのでは。その点では物足りない。当たり前といえば当たり前だが。データがないと分析できない、でもそのデータを取るための活動をする説得材料がない。。なんてね。

2018/07/10

[ヒデアキ]

サクッと読めます。 非常に俗人的でアナログな人事領域に統計の考え、手法持ち寄ればこんなことできるよってのが具体的に記述されている。 どうしても感情や非合理的なものと向き合うウェイトが多い人事領域だけど、数字や論理、統計の思想を持ち込めばまだまだいろいろやれるなって思っている。

2018/09/01

[takyeee]

データ分析のリテラシーをも求められるご時世のため通読。後半は実際に手を動かさないと解読不能だと思うが、通して基礎的な知識を獲得できた。AIや各種ITツールの発展は各人にあらゆる基礎リテラシーの向上に寄与してくれる反面、そのありがたみはいつか当たり前に保持するスキルとして求められるものになると思うので、後に生まれれば生まれるほど過酷な新社会人を迎えることになると思う。それをどう受け取るか、それは各人の自由。

2024/03/20

[Itsuma Tanaka]

読み直し。考えすぎずに書いてあること愚直に全部やるだけでとんでもない成果でるんじゃね？

2021/11/13

[Itsuma Tanaka]

自分は専門的訓練をうけていないが、専門的訓練を受けた人と仕事をするときのバイブルになりそうな本

2021/08/02