労働法講義 (第2版)

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  • サイズ A5判/ページ数 413p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784502260919
  • NDC分類 366.14
  • Cコード C3032

出版社内容情報

単に制度の概要を紹介するのみならず、判例・学説に言及するテキストの改訂。今次の改訂においては、いわゆる「働き方改革法」に対応するともに、最新の最高裁判決も分析。

高橋 賢司[タカハシ ケンジ]
著・文・その他

内容説明

グローバル経済の進展に伴い、規制改革・緩和は、ますます強く要請されている。雇用の規制はどこへ向かおうとしているのか。雇用社会の問題点や規制の動向を捉えないまま、労働法の規定や判例を勉強するだけでは、雇用をめぐる社会の将来像をえがくことはできない。本書は、(1)研究者の立場から雇用社会の問題点を示し、(2)現在の法規制の立ち位置と内容を確認し、将来像を提示していきたいという著者の考えから構想が始まっている。(3)代表的な判例等に対する学説の評価を示すなど学問的な視点を重視し、また、(4)平成30年の労基法等の改正や同一労働同一賃金をめぐる最高裁判決など最新のトピックまでを含んで執筆されている。

目次

第1編 総論(労働法思想の歴史と労働法のあり方;労働法の適用範囲―労働法における「労働者」および「使用者」)
第2編 個別的労使関係法(労働契約上の法規整;労働関係の成立に関する法規整 ほか)
第3編 団体的労使関係法(労働組合と団体交渉;争議権と組合活動権)
第4編 労働紛争の処理システム(個別労働紛争解決促進法;集団的労使紛争の調整、解決 ほか)

著者等紹介

高橋賢司[タカハシケンジ]
1970年東京生まれ。1996年中央大学大学院法学研究科博士課程(前期課程)修了。2003年ドイツ・テュービンゲン大学法学博士号取得。2004年立正大学法学部専任講師。2013年ミュンヘン大学労使関係労働法研究所(ZAAR)客員研究員。現在、立正大学法学部准教授、中央大学講師、国際基督教大学講師(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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