内容説明
シェアードサービスとは、経理や人事などの間接業務を本社部門または子会社に集中し、業務の必要性や効率性という視点から見直しを行い、標準化して処理を行うというマネジメントの手法である。シェアードサービスを導入することで、企業は間接業務に関するコストを削減し、業務品質を高め、サービスの利用者の満足度を向上させることができる。本書では、シェアードサービスを管理会計の視点から総合的に分析するとともに、理論構築の点から裏付け補強することを目的として、多数の企業へインタビュー調査を実施している。
目次
日本企業におけるシェアードサービスの導入
シェアードサービスの意義と目的
シェアードサービスセンターの組織形態
業務の集中化
業務の見直しと標準化
本社部門方式のシェアードサービスセンター
本社部門方式のシェアードサービスセンターへのチャージバック・システムの適用
シェアードサービス子会社
機能子会社としてのシェアードサービス子会社
コストセンターとしてのシェアードサービス子会社
シェアードサービス子会社による業務の外販
企業グループが異なる数社によるシェアードサービス
シェアードサービスセンターのコスト計算
シェアードサービスセンターのコスト計算の事例と契約形態
シェアードサービス子会社へのバランスト・スコアカードの適用
著者等紹介
園田智昭[ソノダトモアキ]
慶應義塾大学商学部助教授。1985年9月公認会計士試験第二次試験合格。1986年3月慶應義塾大学経済学部卒業。1988年3月慶應義塾大学大学院商学研究科修士課程修了。1989年7月公認会計士試験第三次試験合格。1990年4月慶應義塾大学商学部助手。1991年3月慶應義塾大学大学院商学研究科博士課程単位取得退学。1999年4月慶應義塾大学商学部助教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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