出版社内容情報
伊勢田 道仁[イセダ ミチヒト]
著・文・その他
内容説明
本書は、内部統制システムの構築・運営に関する取締役等の責任のうち、法的側面について検討するものである。事例として判例の分析を重視し、取締役等の具体的な行動基準を統一的に明らかにすることを目的としている。「予見可能性」「結果回避義務」の視点から、司法判断を検討し整理することにより、取締役等の法的責任のあり方を明らかにしようとするものである。
目次
序章
第1章 内部統制システムの意義と目的
第2章 内部統制システムに関する義務を負う者
第3章 内部統制システムの法的水準
第4章 不実開示の防止と内部統制システム
第5章 法令違反行為と取締役の責任
終章
著者等紹介
伊勢田道仁[イセダミチヒト]
1962年(昭37)高知県高知市生まれ。神戸大学大学院法学研究科博士前期課程修了(法学修士)。英国ノッティンガム大学ロースクール修了(LL.M.)。米国エモリー大学ロースクール修了(LL.M.)。大阪府立大学経済学部専任講師・助教授、金沢大学法学部助教授・教授を経て、関西学院大学法学部教授、弁護士(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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