内容説明
COBIT5やNISTのCSFなど最新の規準等をフォロー。IT監査に長年従事してきた著者の経験を踏まえ、最新の公表されたIT関連の基準等の内容を盛り込みながら、財務報告に係るIT監査を含むIT監査の基本、および、応用編としてのSAPに対するIT監査、データベースの監査、最新のトピックであるサイバーセキュリティ監査について解説。最近急速に関心が高まりつつある財務報告に係る監査でのD&Aの利用についても最新の動向を記載している。
目次
第1部 IT監査の基本フレームワーク(IT監査;ITリスクとリスクマネジメント;IT関連プロセス、IT統制およびIT監査の実施基準)
第2部 財務報告に係るIT統制監査とD&Aを利用した監査(財務報告に係るIT監査の概要;業務処理統制の監査;全般統制の監査;D&Aを利用した監査)
第3部 テーマ別IT監査(ERP(SAP ERP)の監査
技術的なIT監査(データベース監査を例として)
サイバーセキュリティ監査)
著者等紹介
岩下廣美[イワシタヒロミ]
公認会計士、米国公認会計士(ジョージア州)、システム監査技術者(第一回試験合格)、公認情報システム監査人(CISA)、公認情報セキュリティマネジャー(CISM)。岩下公認会計士事務所代表。1976年中央大学商学部会計学科3年次公認会計士2次試験合格後、中央大学大学院商学研究科にて修士課程修了。1980年にアーサーアンダーセン東京事務所監査部門に入社し、その後の合併で、朝日監査法人、有限責任あずさ監査法人にて、監査業務およびIT監査・アドバイザリ業務に37年間従事。2001年代表社員(パートナー)に就任。日本公認会計士協会会計制度委員会キャッシュ・フロー計算書専門委員会専門委員、IT委員会委員、ISACA東京支部基準委員会委員長などを歴任(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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