出版社内容情報
事業承継からストック・オプション発行まで、税務上・会社法上の留意点や判例等も踏まえて解説。
内容説明
昨今、円滑な事業承継を図るために友好的なM&Aが盛んになるとともに、非上場会社の株価を決定すべき局面が増えています。本書の特徴は、上場会社と異なり、市場株価が存在しない非上場会社のさまざまな局面での株価決定をケース別に区分し、税務上の留意点のみならず会社法上の留意点や過去の判例等も斟酌、実務家の立場から実際の非上場会社の株価決定の仕組みを整理しました。最初に、非上場会社の株価決定について概要の説明を行ったうえで、ケース別の論点整理を行い、その留意点を解説しています。株価決定に際して必要となる株式価値評価方法の詳細な説明については、付録としての記述にとどめました。
目次
第0章 非上場会社における株価決定の必要性
第1章 事業承継における株式譲渡時の株価
第2章 相続で株を取得した場合の株価(財産評価基本通達による評価)
第3章 増資時の株価
第4章 自己株式の取得時の株価
第5章 合併等の比率算定時の株価
第6章 スクイーズ・アウト時の株価
第7章 反対株主の株式買取請求による買取価格
第8章 M&A時の株価
第9章 ストック・オプション発行時の株価
巻末付録 価値評価方法
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