内容説明
本書は、2008年に刊行した「2008‐2010新会計基準の実務」をベースに、同書刊行以降に公表された新しい会計基準や実務上の留意点を織り込んだものです。主要な会計基準ごとに、「会計基準の概要」、「実務上のポイント」、「適用時期」等について解説するとともに、すでに公表・適用されている基準については、適用後、明らかになった実務上の論点等を追加しています。また、会計基準の適用にあたっては、いつが強制適用か、早期適用はするか否か等、適用時期も重要であることから、「新会計基準の動向と適用時期」として一覧形式で示しています。
目次
平成25年9月改正の企業結合会計基準等
退職給付会計
子会社・関連会社の範囲
包括利益の表示
会計上の変更及び誤謬の訂正
四半期財務諸表
金融商品の時価開示
賃貸等不動産の時価開示
持分法の会計処理
資産除去債務の会計処理〔ほか〕
著者等紹介
阿部光成[アベミツマサ]
公認会計士。中央大学商学部卒業。1989年サンワ・等松青木監査法人(現有限責任監査法人トーマツ)に入所し、上場会社の監査業務、株式公開支援業務、本部における会計基準等の解釈に関する専門業務などに従事。2013年より阿部公認会計士事務所。現在は、豊富な知識・情報力を活かし、コンサルティング業のほか各種実務セミナー講師を務める。1999~2001年、(財)企業財務制度研究会へ出向。企業会計基準委員会会社法対応専門委員会専門委員、日本公認会計士協会連結範囲専門委員会専門委員長、比較情報検討専門委員会専門委員長を歴任。日本公認会計士協会連結範囲専門委員会、報告検討専門委員会、IASB対応専門委員会、実務指針等改正検討専門委員会のオブザーバーを務める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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