内容説明
本書では、先般の世界的な金融危機とその後のバーゼル3を皮切りに矢継ぎ早に実施されてきた一連の金融規制改革をあらためて振り返るとともに、各国金融機関のビジネスモデルの変化を分析することによって、今後求められる銀行経営のあり方について考察を行っています。また、低金利環境下において重要性の高まっている資産運用業務、金融機関にとって大きなゲームチェンジを引き起こす可能性を持つFinTechの動向についても言及しています。
目次
第1部 金融危機で露呈した課題(世界的な金融危機の発生;金融規制改革の全体像と影響)
第2部 国際金融規制改革(バーゼル規制の強化;バーゼル規制以外の国際的な改革;欧米独自の改革)
第3部 銀行経営の大転換(欧米の銀行経営;日本の銀行経営;求められる銀行経営の大転換)