内容説明
日本における株式所有構造の歴史的変遷を紐解くとともに、近年の上位株主に名を連ねる「信託口」の構造や実質株主が企業に与える影響を解明。
目次
第1部 株式所有構造の変遷と株式持ち合いの変化(日本における株式所有構造の変遷と主要株主が与える企業への影響;株式持ち合いの歴史的・機能的分析;バブル崩壊後の株式所有構造と株式持ち合いの財務的役割の変化;企業による株式保有の正当性;株主構成の変化と提携戦略―医薬品・鉄鋼業界における株式持ち合いの現状と効果の検証)
第2部 「信託口」の仕組みと役割、実質株主が企業に与える影響(「信託口」の仕組みと実質株主の推定;銀行等保有株式取得機構による株式保有;「信託口」による株式保有とROE―公的機関投資家が株式保有企業に与える影響;増大する公的機関投資家が企業に与える影響)
著者等紹介
鳥居陽介[トリイヨウスケ]
諏訪東京理科大学専任講師、経営学博士。明治大学大学院経営学研究科博士後期課程修了。日本中小企業・ベンチャービジネスコンソーシアム副会長(事務局長)、日本経営学会、証券経済学会、日本経営財務研究学会、日本経営分析学会会員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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