出版社内容情報
一條 和生[イチジョウ カズオ]
野村総合研究所グローバルマネジメント研究チーム[ノムラソウゴウケンキュウジョグローバルマネジメントケンキュウチーム]
内容説明
日本企業のグローバル化が叫ばれはじめたのは、1990年代後半のことである。それから20年以上経過した今日、日本企業のグローバル化はどこまで進化したのであろうか。何が達成できて、何が未だ課題として残っているのか。本書は、日本企業のグローバル経営の実態に関するアンケート調査と、グローバル化を強力に推進している有力企業へのヒアリング調査をもとに、日本企業のグローバル経営の高度化に向けた提案を取りまとめたものである。
目次
第1章 日本企業のグローバル経営環境(本書の基本観;数値で見る世界のグローバル化の進展 ほか)
第2章 日本企業のグローバル経営の実態と課題(事業のグローバル化に追いつかない経営のグローバル化(調査の狙い)
調査のフレームワーク ほか)
第3章 グローバル化推進企業のグローバル経営高度化への取組み(村田製作所;オムロン ほか)
第4章 日本企業への提言―5つのキーレッスンズ(製造業とサービス業という単純な分類では適切なグローバル戦略は考えられない;グローバル化は事業レベルとコーポレートレベルの双方で進められないといけない ほか)