内容説明
企業経営が目指すべき「よいこと」とは。株主、従業員、そして顧客など、多様な利害関係者とのかかわりを、企業、そして企業経営者は、いかに構築していくのか。その本質を学ぶ。
目次
第1部 企業統治にかかわる制度(企業の経営と統治;企業制度の基本的なしくみ;資金調達の基本的なしくみ)
第2部 企業統治にかかわる実態(企業家と組織;企業家と社会問題の解決;会社観の多様性;多元的な統治―メインバンクと従業員;同族による統治;非営利組織)
第3部 企業統治にかかわる規範(経営戦略論とよいことの関係;企業の責任;良心による統治)
著者等紹介
吉村典久[ヨシムラノリヒサ]
大阪市立大学大学院経営学研究科・商学部教授、博士(経営学)。1991年学習院大学経済学部卒業。1993年神戸大学大学院経営学研究科修士課程修了。1994年和歌山大学経済学部助手、助教授、教授を経て、2017年より現職
田中一弘[タナカカズヒロ]
一橋大学大学院商学研究科教授、博士(商学)。1990年一橋大学商学部卒業。1999年一橋大学大学院商学研究科博士後期課程修了。1999年神戸大学大学院経営学研究科助教授。2003年一橋大学大学院商学研究科助教授(准教授)を経て、2010年より現職
伊藤博之[イトウヒロユキ]
滋賀大学経済学部教授、博士(経営学)。1988年滋賀大学経済学部卒業。1990年神戸大学大学院経営学研究科修士課程修了。1992年滋賀大学経済学部助手、助教授を経て、2009年より現職
稲葉祐之[イナバユウシ]
国際基督教大学教養学部上級准教授、PhD(Management Studies)。1992年横浜国立大学経営学部卒業。1994年神戸大学大学院経営学研究科修士課程修了。2003年英国ケンブリッジ大学ジャッジ・ビジネススクール博士課程修了。2003年大阪市立大学大学院経営学研究科専任講師、助教授、准教授。2009年国際基督教大学教養学部准教授を経て、2011年より現職(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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