グローバル企業の管理会計

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  • サイズ A5判/ページ数 273p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784502220005
  • NDC分類 336.84
  • Cコード C3034

内容説明

本書は、グローバル効率と現地国への適応性を同時に達成するトランスナショナル戦略を採用するグローバル企業の戦略策定およびその経営管理に役立つ管理会計のフレームワークの構築を目指すものである。ここでは、トランスナショナル戦略を、戦略管理のシステムであるバランスト・スコアカードを用いることによりコントロール・システムと結びつけ、グローバル企業の会計情報の特徴、戦略策定と実行および適用について考察する。さらに、多通貨会計情報を経営管理目的に用いる場合の分析手法や為替リスク管理等にも言及する。

目次

第1章 グローバル企業の管理会計の課題
第2章 グローバル企業の内部分析と会計情報
第3章 グローバル企業の外部分析と会計情報
第4章 グローバル企業の組織構造とトランスナショナル戦略
第5章 トランスナショナル戦略とマネジメント・システム
第6章 トランスナショナル戦略と株主価値創造の経営と測定
第7章 多通貨会計と管理会計情報
第8章 為替リスク管理と為替エクスポージャー

著者等紹介

宮本寛爾[ミヤモトカンジ]
1962年関西学院大学経済学部卒業。1964年関西学院大学商学研究科修士課程修了。1965年関西学院大学商学部助手。1968年ミシガン州立大学経営学研究科修士課程修了。1969年大阪学院大学商学部専任講師、助教授を経て、1982年に同大学教授。1983年ミシガン州立大学経営学部客員教授。1989年関西学院大学商学部教授。1990年商学博士。1995年ミシガン州立大学経営学部客員教授。2001年大阪学院大学企業情報学部教授、現在に至る。著書に『多国籍企業管理会計』中央経済社、1989年(日本会計研究学会・太田賞受賞)など。論文に「国際振替価格に関する一考察」(『会計』第119巻第5号、森山書店、1981年)(日本会計研究学会・学会賞受賞)
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