内容説明
本書は、双方向でのコミュニケーションを行うための準備作業として「日本的管理会計」の基本的性格を明らかにすることに主題がある。しかし、「日本的管理会計」といっても、その普遍性を追求するのではなく、「世界標準」としての管理システムを志向するための準備作業として、「差異」の側面を明らかにする。
目次
第1部 管理会計の歴史的視座(管理会計史研究の課題;管理会計史と管理会計論史;会計史と方法―考古学と系譜学;エマーソン標準原価論の再評価―会計の不可視性の萌芽)
第2部 日本的管理会計の構想(日本的管理会計の可能性―会計における可視性と不可視性;原価企画と製品開発マネジメント―会計機能の分散化と統合化;管理会計研究の射程;「ナレッジ」から「ウィズダム」へ;日本的管理会計の再生―総合・分散型管理会計システムの可能性)
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