出版社内容情報
藤枝 純[フジエダ アツシ]
角田 伸広[ツノダ ノブヒロ]
内容説明
中国等の主要国における文書化ルール動向にも言及。法理論に加え、最前線での豊富な実務経験に裏付けられた決定版。
目次
序章 移転価格税制の動向と本書の読み方
第1章 OECD等によるBEPSへの対抗と新文書化制度に関する平成28年度税制改正(OECD等によるBEPSへの対抗;OECD移転価格新ガイドライン及び新文書化制度に関する平成28年度税制改正の概要 ほか)
第2章 日本の移転価格税制の概要(移転価格税制創設の経緯;わが国の移転価格税制とOECD移転価格ガイドラインの関係 ほか)
第3章 移転価格判決・裁決の概要と中国等の主要国文書化最新ルール(過去の移転価格判決の概要;過去の主要な裁決の概要)
第4章 留意しておきたい主要論点Q&A100(BEPS(税源浸食と利益移転)―BEPSプロジェクト概要
新文書化制度 ほか)
著者等紹介
藤枝純[フジエダアツシ]
長島・大野・常松法律事務所パートナー。弁護士、ニューヨーク州弁護士。University of California,Los Angeles卒業(LL.M.)。2013年4月より2016年3月まで東京大学大学院法学政治学研究科客員教授(国際租税法等)。日本機械輸出組合国際税務研究会委員
角田伸広[ツノダノブヒロ]
KPMG税理士法人パートナー。税理士、経営法博士。国税庁において国際業務課長及び相互協議室長等、東京・大阪国税局において課税第1部長、調査第1部長及び国際情報課長等を歴任し、二重課税回避、情報交換、移転価格調査及び事前確認等の執行等を行う。OECD租税委員会及びUN国際租税協力専門家委員会においてOECDモデル租税条約、移転価格ガイドライン、UNモデル租税条約及び移転価格実務マニュアル等の改訂・策定の議論に参画。2013年KPMG税理士法人に入所(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。