出版社内容情報
豊富なアウトプット事例とともにノウハウを大公開。「真の経理部」構築のために大幅に改稿。
目次
第1章 決算早期化を実現している会社の特徴(決算と監査のタスキリレー;単体決算の特徴 ほか)
第2章 決算早期化を達成できない原因と解決策(決算早期化を阻害するボトルネック;決算が全体的に遅い会社 ほか)
第3章 決算早期化を実現する経理の仕組み(経理部とは何をする部署なのか;決算早期化を実現する経理の仕組みとは ほか)
第4章 決算早期化を実現するアウトプット事例(アウトプット資料の見直しの効果;「リファレンスナンバー」と「リードシート」 ほか)
第5章 決算早期化を実現する決算業務のマクドナルド化(決算業務のマクドナルド化とは;IFRSに備えた決算早期化)
著者等紹介
武田雄治[タケダユウジ]
公認会計士。武田公認会計士事務所所長。関西学院大学卒業。KPMG(現有限責任あずさ監査法人)、東証上場企業財務経理部門、コンサルティング会社勤務等を経て、現在に至る。決算早期化、決算業務改善、IFRSの分野では第一人者と称されている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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ちゃーりー
0
決算早期化の課題解決するにあたって、資料作成スピードを上げたり、前倒しするだけでは足りない。根本的な原因を特定し、必要に応じて関連部署を巻き込んで業務フローの変更まですることも視野にいれる。2021/08/18
fuzziiko
0
決算早期化出来ているところとそうでないところの違いを具体的に踏まえた上で、事前準備であったり、やるべき作業について、説明がなされており、わかりやすい内容。個人的には当たり前の話なのでは?とは思ってしまった自分もいるのだけど笑、自計化出来てない企業にとっては参考になる部分はある。後半、経理部の目的や求められる仕事についての解説で、①チェック→管理の徹底。②アウトプット→分析の徹底。分析こそ合理的に説明できるレベルまで検証すべきという指摘があり、経理財務の仕事におけるスタンスを再認識させてくれた。☆3.52019/08/28
Rei.H
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前倒しできるのころはなるべく前倒しするという、当然と言えば当然のことが、きちんと体系だって整理して書いてあります。こう体系だった書籍は貴重なので、決算周辺業務に携わる方へオススメ。2019/04/29
sayuri
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経験豊富な人材が足りないなか、上場企業として決算をこなしていく上でどうすべきかが具体的に記載されていました。 すぐにでもアウトプット資料の改善をはじめて、決算業務のマクドナルド化を目指したいと思いました。 欲を言えば、読者にはアウトプット資料のフォーマットをダウンロード出来る特典がついてきたりすると嬉しかったです。 2018/02/11