ハヤカワ文庫NF ハヤカワ・ノンフィクション文庫<br> スポーツ遺伝子は勝者を決めるか?―アスリートの科学

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スポーツ遺伝子は勝者を決めるか?―アスリートの科学

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  • サイズ 文庫判/ページ数 544p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784150504694
  • NDC分類 780.193
  • Cコード C0145

出版社内容情報

ジャマイカやケニアの陸上選手はなぜ強い?「1万時間の法則」は本当? アスリート、スポーツファン必読の科学ノンフィクション

デイヴィッド・エプスタイン[エプスタイン デイヴィッド]

川又 政治[カワマタ マサハル]

福 典之[フク ノリユキ]

内容説明

特定のスポーツで特定の国の選手が強いのはなぜか?運動能力に影響を与える遺伝子は存在するのか?生物学的資質とトレーニングの関係とは?気鋭のジャーナリストが世界各地でメダリストや研究者を取材し、陸上競技、サッカー、野球、バスケットボール、テニス、スキー、犬ぞりなどさまざまな種目を検証。トップアスリートの肉体の秘密に迫る、スポーツファン、アスリート必読の科学ノンフィクション。

目次

スポーツ遺伝子を探して
メジャーリーグ選手が女子ソフトボール選手に完敗―遺伝子によらない専門技能獲得モデル
二人の走り高跳び選手―(一万時間プラスマイナス一万時間)
メジャーリーグ選手の視力と天才少年・少女アスリート―ハードウェアとソフトウェアのパラダイム
男にも乳首があるのはなぜ
トレーニングで伸びる選手の資質
スーパーベビー、ブリーウィペット、筋肉のトレーニング効果
体型のビッグバン
ウィトルウィウス的NBA選手
人間はみな黒人(とも言える)―人類の遺伝的多様性
ジャマイカ・スプリンターの「戦士・奴隷説」
マラリアと筋線維
ケニアのカレンジン族は誰でも速く走るのか?
世界で最も思いがけない(高地にある)才能のふるい
そり犬、ウルトラランナー、怠け者の遺伝子
不運な遺伝子―死、けが、痛み
金メダルへの遺伝子変異
完璧なるアスリート

著者等紹介

エプスタイン,デイヴィッド[エプスタイン,デイヴィッド] [Epstein,David]
アメリカのジャーナリスト。ネットメディア“プロパブリカ”記者。“スポーツ・イラストレイテッド”誌のシニア・ライター。同誌ではスポーツ科学、医学、オリンピック競技などの分野を担当し、調査報道で注目を集める。コロンビア大学大学院修士課程修了(環境科学、ジャーナリズム)。学生時代には800メートル走の大学代表選手として活躍した。『スポーツ遺伝子は勝者を決めるか?―アスリートの科学』は“ランナーズ・ワールド”誌、“パブリッシャーズ・ウィークリー”誌でベストブック・オブ・ザ・イヤーに選出され、“NYタイムズ”ベストセラーとなった(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

マエダ

95
本書では一見すると天性のスキルと思われることが実は後天的に学習されてものであったり、逆に本人の意志と思われることが実は遺伝子の影響であったりと、アスリートのジレンマを様々な例や統計を通して学べる一冊である。2016/12/01

樋口佳之

25
性差に関わる部分を読んでいる時に気がついたのは、何故その特定の能力が価値あるものと評価され、富という生々しい成功と結びつくのかという事。氏か育ちかについては例えば10年後とかに再読して見たい内容でした。2019/07/01

みき

6
「遺伝か環境か」関連のトピックはいつも「その両方とも」という結論に落ち着くが、この本はそのどちらの要素も様々で複雑で、とても単純化はできなくて楽しい内容だった。新たな科学の発展は新たな世界の複雑さを生むと思う。痛みを感じやすい遺伝子の話は面白かった。2017/06/04

smatsu

5
非常に面白く、内容が濃い。哲学思想本のような難解さはないがページをめくるたびに新しい知見が出てきて疲れます。タイトルへの答えはNoだと思うけど、ネット上で単純化して広められてしまった「一万時間の法則」(グラッドウェルもエリクソンも批判している)に対しては明確にそれは違う、という姿勢だと思う。単純に一万時間練習すれば成功するみたいな雑な話ではありませんと。勝利に遺伝的な要素があることは否定できないが、複雑に要素が絡まりあっていて、決して簡単に語れる話ではない。そこに本書が存在する意義もあるのだろう。2021/12/19

smatsu

4
改めてざっと再読。やはりすごく面白い本だと思う。遺伝子はある意味勝者を決める面があるのですが、勝利という結果をもたらす要因として遺伝子だけでも数百からの因子があり、何がどうなってその結果になったのかを正確に測定するのはまず不可能だろう。しかしあるアスリートなどは一日に最低3時間走らないと体調が悪くなるとか、現役を引退後も毎日3000回くらい腹筋運動してるとか、もう最初の生まれつきからして違うとしか思えない話も出てくるので、なんらかの遺伝的要素はあるんだろうと言わざるを得ないですね…2023/01/01

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