内容説明
本書は、主としてソフトウェアを経済財として製造・販売するソフトウェア会社の会計処理などを解説したものである。「研究開発費等に係る会計基準」「研究開発費及びソフトウェアの会計処理に関する実務指針」をどのように理解し、適用するのか、また、この会計基準で触れられていない分野をどのように扱うべきかなどについて、ていねいに解説している。さらに、会計基準と税務上の取扱いの間のいくつかの乖離について、その考え方、整理の仕方にも触れている。
目次
第1章 「研究開発費及びソフトウェアの会計処理に関する実務指針」の概要
第2章 市場販売目的ソフトウェア
第3章 自社利用目的ソフトウェア
第4章 受託開発ソフトウェア
第5章 ソフトウェア会計の国際的取扱い
第6章 ソフトウェアの会計と税務
第7章 有価証券報告書における開示例
第8章 米国におけるソフトウェア開発費用および収益の開示例
著者等紹介
浜田康[ハマダヤスシ]
昭和27年東京都目黒区生まれ。昭和50年早稲田大学理工学部卒業。昭和52年早稲田大学大学院理工学研究科修了。昭和54年公認会計士登録。現在、中央青山監査法人(代表社員)
佐々木貴司[ササキタカシ]
昭和37年岩手県釜石市生まれ。昭和60年早稲田大学商学部卒業。昭和62年早稲田大学大学院商学研究科修了。昭和62年公認会計士登録。現在、中央青山監査法人(社員)
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