出版社内容情報
塩地 洋[シオジ ヒロミ]
中山 健一郎[ナカヤマ ケンイチロウ]
内容説明
日本では、部品生産だけでなく、車体開発や車両生産も委託が多いのは何故なのか?さまざまなケースを取り上げながら歴史的構造分析により解明する。
目次
委託生産・委託開発の実態と機能
第1部 委託生産・開発の歴史と実態(委託生産の生成期の歴史分析―いつ・なぜ・いかに委託生産が始まったか;専属的な委託生産企業の生成と継続メカニズム―トヨタ自動車九州をケースとして;委託生産企業の撤退と存立に関する要因分析―日産系の事例)
第2部 委託生産・開発のマネジメント(委託生産企業の製品開発―関東自動車工業とトヨタ車体の委託開発事例にみる完成車メーカーとの異同;委託生産企業の部品調達方式―集中と分散:その変遷;委託生産と賃金格差)
第3部 海外における委託生産(韓国ドンヒオートによる軽自動車の組立―コスト削減と労務管理;台湾裕隆汽車における日産車委託生産と自主ブランド車開発;単一自動車メーカー・ブランドに依存しないサービス業―マグナ・シュタイヤーの事例)
著者等紹介
塩地洋[シオジヒロミ]
京都大学大学院経済学研究科教授
中山健一郎[ナカヤマケンイチロウ]
札幌大学地域共創学群(経営学系)教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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