内容説明
本書は、企業会計とくにその財務会計に関する諸問題を総合的・体系的に論述したものである。いわゆる「財務諸表論」の内容と実質的に同じであり、大学における「会計学」または「財務諸表論」などの教科書として、また各種の試験（公認会計士試験、税理士試験、不動産鑑定士試験、商工会議所簿記検定試験）の受験用参考書としても役立つよう書かれたものである。第６版では、会社分割制度・金庫株制度の導入、法定準備金制度の改正、額面株式制度の廃止、新株予約権制度の創設など、平成１２年、１３年の商法改正およびそれに関連する計算書類規則の改正に対応している。さらに、金融商品会計基準およびそれに関連する財務諸表等規則などの改正を反映し、その内容の充実を図った。
目次
総論（企業会計の技術的構造；企業会計の理論的構造；企業会計制度）
各論（資産会計；負債会計；資本会計 ほか）
特論（外国為替変動会計；物価変動会計）
著者等紹介
新井清光［アライキヨミツ］
昭和２６年早稲田大学第一政治経済学部経済学科卒業。昭和３１年早稲田大学大学院商学研究科博士課程修了。昭和３８年早稲田大学商学部教授。昭和４３年商学博士。平成９年早稲田大学名誉教授
加古宜士［カコヨシヒト］
昭和３５年早稲田大学第一政治経済学部政治学科卒業。昭和４１年早稲田大学大学院商学研究科博士課程修了。流通経済大学教授、筑波大学教授を経て、平成９年早稲田大学商学部教授、現在に至る。昭和５７年商学博士。現在、金融庁・金融審議会委員、公認会計士審査会委員
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