内容説明
金融市場との連動性が深まるコモディティ市場。あるべき市場構造・機能・規制とは。厳密な実証分析で検討する。
目次
1 市場構造(商品市場の実際;我が国の商品先物市場;制度変更の背景と効果;商品先物の気配データによる流動性分析)
2 価格変動(銅の金融商品化とチャイナ・リスク;金の需給構造変化と価格形成;ロンドン、NY、東京における金・プラチナ市場の価格発見)
3 投資戦略(投資部門別売買と長期的な投資パフォーマンス;金とアセットアロケーション)
著者等紹介
岩壺健太郎[イワツボケンタロウ]
神戸大学大学院経済学研究科教授、Ph.D(経済学)。1969年生まれ。富士総研、IMFインターン、一橋大学経済研究所講師、神戸大学准教授を経て、2013年より現職。2003年、UCLA博士課程修了
茶野努[チャノツトム]
武蔵大学経済学部教授、博士(国際公共政策)。1964年生まれ。住友生命、住友生命総合研究所、九州大学経済学部客員助教授を経て、2008年より現職。1999年、大阪大学大学院国際公共政策研究科、博士後期課程修了
山岡博士[ヤマオカヒロシ]
東京商品取引所市場構造研究所部長。1964年生まれ。1988年東京大学工学部卒。大和銀行(現りそな銀行)を経て、東京商品取引所に入社。2010年より現職
吉田靖[ヨシダヤスシ]
東京経済大学経営学部教授、博士(経済学)。1960年生まれ。住友生命、住友生命総合研究所、千葉商科大学大学院教授等を経て、2013年より現職。2001年より慶應義塾大学非常勤講師。2003年、名古屋市立大学大学院経済学研究科、博士後期課程修了(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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