出版社内容情報
製品開発における国際企業間競争で優位に立つには高品質・低価格プラス「環境」といわれる。従来のシステムに環境面を加味し、一層の差別化を図るための実践ツールを提案する。
内容説明
あらゆる企業が理想とする品質管理は、最小コストで最大の効果が発揮されるような品質改善プログラムを構築し、実現することである。これを強力にサポートする枠組みを提供するものが、本書で検討する品質コストマネジメントである。
目次
第1章 TQMの戦略的支援ツールとしての品質コスト
第2章 わが国企業の品質コストマネジメント
第3章 品質コストの集計と分析
第4章 品質コストシステムの精緻化:ABCの適用
第5章 市場/設計品質の確保と品質コストマネジメント
第6章 サービスとソフトウエアの品質コストマネジメント
第7章 隠れた品質コストの測定と管理
第8章 シックスシグマにおける品質コストマネジメント
第9章 品質コストマネジメントから環境コストマネジメントへの展開
第10章 TQMとバランスト・スコアカード
著者等紹介
伊藤嘉博[イトウヨシヒロ]
1978年学習院大学経済学部卒業。1981年横浜市立大学大学院経営学研究科修士課程修了。1984年早稲田大学大学院商学研究科博士後期課程単位取得。城西大学経済学部専任講師、成蹊大学経済学部助教授、同教授を経て、2000年上智大学経済学部教授、商学博士。現在に至る
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