内容説明
現在と将来の子どもたちの幸せといのちを守るために会計学は何ができるか?日本の原発事業における会計はどう整備され、実行されていたのかを検証。原発会計の闇を照らす意欲作。
目次
第1章 会計学研究における本書の位置づけ
第2章 原子力発電工事償却準備引当金の創設と展開
第3章 使用済燃料再処理引当金の創設と展開
第4章 原子力発電施設解体引当金の創設と展開
第5章 特定放射性廃棄物処分費の計上
第6章 福島原発事故と廃炉に係る料金・会計制度の変更
第7章 廃炉に向けた会計関連制度の変更
第8章 会計への従属と会計からの解放
著者等紹介
金森絵里[カナモリエリ]
1974年生まれ。1996年京都大学経済学部卒業、2000年同大学大学院経済学研究科博士後期課程中退。イギリス・カーディフ大学カーディフ・ビジネス・スクールPh.D課程を経て、2008年Ph.D(カーディフ大学)。立命館大学経営学部専任講師、助教授、准教授を経て、立命館大学経営学部教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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