内容説明
本書は、財務報告における割引キャッシュフローの意義、計算方法といった基本的特質を解説するとともに、財務諸表上、具体的にどのような項目にどのように適用されるのかを解明したものである。現行会計制度の基礎をなしている発生主義会計の枠内で、いかにキャッシュフローが重視されているか、貨幣の時間的価値とリスクを反映した測定がいかに行われようとしているのかを明らかにするという視点に立って、財務諸表の本体においてキャッシュフロー割引計算が行われている範囲を明確にし、その必要性を説いた。
目次
第1部 総論(割引キャッシュフローの意義とその理論的基礎;キャッシュフロー割引計算の方法)
第2部 個別問題(割引キャッシュフローからみた金銭債権・債務;デリバティブとキャッシュフロー割引計算;年金会計における割引計算の考え方;リース会計における割引計算 ほか)
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