日本監査研究学会研究シリーズ<br> コーポレートガバナンスと内部監査機能―内部監査の国際比較

日本監査研究学会研究シリーズ
コーポレートガバナンスと内部監査機能―内部監査の国際比較

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  • サイズ A5判/ページ数 236p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784502171536
  • NDC分類 336.84
  • Cコード C3034

内容説明

内部監査活動は、内部統制の有効性を評定し、機能向上に向けた助言・勧告を行う企業の自主的監視活動であるといわれるものの、その具体的な経営組織上の位置付け、組織編成、活動目標、内部監査人の職業内容ないし活動領域、内部監査人の待遇等々が、監査目的達成のために現実に有効で十分な状況にあるかどうかを判定する標準的なありようは明確ではない。そもそも企業毎にどのような監査目的が具体的に設定されているかについても、任意監査という性格上、必ずしも自明のことではない。そこで、本書では、日・米・独3か国の企業を対象とする実態調査を実施して、内部監査活動の理論的フレームワークと内部監査の実践状況を検討・解析することで、日・米・独3カ国における内部監査活動の異同と特徴を現実に即して明らかにしようとするものである。

目次

第1部 コーポレート・ガバナンスの内部監査(企業経営における公正性の確保と内部監査の役割;内部管理体制の充実強化と内部監査のあり方;ドイツにおける内部監査制度とコーポレート・ガバナンス ほか)
第2部 内部監査の実施と報告(内部監査におけるリスク・アプローチ監査の導入の可能性;情報システム監査の現状と方向性;内部監査報告のありよう ほか)
第3部 内部監査人の職業団体(内部監査人の職業団体―その組織と活動)
第4部 日米独3カ国における内部監査の実態調査結果(内部監査活動実態の国際比較―日・米・独3カ国における実態調査集計結果と分析)

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