内容説明
本書は、改正会社法(第1編)、改正商業登記規則(第2編)、商業登記実務の諸問題(第3編)について、実務家が疑問に思う点や誤解しやすい点などを取り上げています。全編を通して、具体的事例やコラムがふんだんに盛り込まれ、読んで楽しく、実務に効く内容となっています。
目次
第1編 会社法の改正(平成27年5月1日施行)(会計限定監査役である旨が登記事項に;社外取締役等と責任限定契約と登記;募集株式等の総数引受契約;瑞数発生の株式併合;簡易・略式組織再編手続等の緩和;組織再編等の反対株主の買取請求手続;詐害会社分割と詐害事業譲渡;事業譲渡ほかその他の改正)
第2編 商業登記規則の改正(平成27年2月27日施行)(就任承諾書に住民票等の添付が必要に;代表取締役等の辞任届に押す印鑑について;婚姻前の旧姓を併記したい場合)
第3編 商業登記実務の諸問題(条件付委任状問題等に対する回答;株主少数の取締役会設置会社における定款利用;会議体と非会議体の差;株式報酬型新株予約権の登記について)
著者等紹介
金子登志雄[カネコトシオ]
組織再編を中心とする会社法務専門司法書士。群馬県生まれ。慶応大(法)卒。信託銀行出身。1987年、日本初のM&A専門会社を創業(取締役就任)。1996年、アクモスを株式公開。同年、司法書士登録。1999年、アクモスで日本初の株式交換を実行。その他、数百件のM&A、合併、会社分割、株式交換等の手続に関与。2002年、実戦的な企業法務研究集団・ESG法務研究会を設立、代表就任(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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