出版社内容情報
IFRSが不完全な根拠に基づき設定の議論がなされていることを金融負債規定をもとに検証。
内容説明
IFRS規定は検証可能な根拠に基づき設定されているのか?IFRS金融負債規定に関するIASC/IASBから公表された各種資料、討議資料・公開草案に対するコメント・レターを分析して解明。
目次
序章 仮説の提示と本書の概要
第1章 会計基準の規定の根拠
第2章 IFRSにおける金融負債の公正価値測定に関する議論
第3章 討議資料に対するコメント・レターの定量的分析
第4章 公開草案に対するコメント・レターの定量的分析
第5章 討議資料に対する会計基準設定組織の見解と根拠
第6章 公開草案に対する会計基準設定組織の見解と根拠
第7章 IASC/IASBの見解と根拠
第8章 仮説の検証結果と検出事項
著者等紹介
安井一浩[ヤスイカズヒロ]
1988年公認会計士第2次試験合格。1989年神戸大学経営学部卒業。1992年公認会計士第3次試験合格、公認会計士登録。2006年神戸大学大学院経営学研究科助教授。2008年神戸学院大学経営学部准教授。主要論文「金融負債規定に基づくIFRS体系の考察」『国際会計研究学会年報』2013年度第1号、2014年(国際会計研究学会平成26年度学会賞受賞)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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