内容説明
130のケースで複雑な実務がすっきりわかる。のれん、負ののれん、段階取得、追加取得、一部売却などの処理から税効果会計までを具体的に詳解。
目次
第1部 M&A・組織再編の基礎(M&A・組織再編の類型と近年の動向;M&A・組織再編の基本的な会計と税務)
第2部 M&A・組織再編の実践(「基本編」ケース別にみるM&A・組織再編の会計と税務;「応用編」ケース別にみるM&A・組織再編の会計と税務+税効果;M&A・組織再編における会計処理の重要論点まとめ)
著者等紹介
小林正和[コバヤシマサカズ]
公認会計士・税理士。1996年東京大学経済学部卒業。監査法人トーマツ(現、有限責任監査法人トーマツ)入所。1999年公認会計士登録。国内監査部門、金融インダストリーグループに所属。2007年企業会計基準委員会(ASBJ)へ研究員として出向。2010年同法人へ帰任し、金融インダストリーグループ、本部(IFRSセンター、テクニカルセンター)にも所属。2013年小林公認会計士事務所開業。2014年税理士法人小林会計事務所開業(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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nekozuki
9
M&Aで想定されるスキーム別に、会計処理と税務(主に組織再編税制と税効果会計)について解説した書籍。ありうるスキームを列挙してあるため、なんらか引っかかる部分がありそう。書籍の構造上細かく前提が分かれており、すでに解説された部分は「ケースxxx参照」という感じで省略される。これ自体は冗長性を排除するためしょうがない(そうしても600頁ある本なので)が、そのケースがどういったものだったか正直忘れてしまっているし、参照箇所で頁が記載されていないこともあり、検索性は高くない。2023/01/04