内容説明
従来から企業の経済活動を知るうえで、会計学はなくてはならないものであった。しかし一般にはこのことを認識されずにこれまできた。近年になってやっと会計学を学ぶ重要性が広く社会から求められている。会計学をこれから身につけようとする方にとって、本書は羅針盤の役割を果たすこととなろう。社会で生じている会計上の諸問題を解決しやすい形で記述されているからである。
目次
第1部 経済生活と会計―会計の役割は(会計学の全体のしくみ;会計の役割を理解しよう;会計の計算システムを考えよう)
第2部 財務会計の枠組み―企業外部者のための会計とは何か(基本的な枠組みを理解しよう;財務諸表の主たる構成を理解しよう ほか)
第3部 管理会計の枠組み―企業内部者のための会計とは何か(管理会計とは何か;原価システムを改善する ほか)
第4部 会計領域の拡大―拡がる会計の役割(組織構造の多様化に伴うディスクロージャー;オフバランス取引の多様化と会計情報 ほか)