内容説明
国際商取引は、英文契約書の理解と活用なくして行うことはできません。英文契約書を読みこなし、自分で書くことはビジネスマンにとって、いまや必須の能力といえます。契約書の英語は、特殊な英語ではなく、法律的な考え方に基づいたもので、基本的な講造や特独の表現あるいは留意すべきポイントを十分理解すれば、それほど難しいことはないのです。それらについて、原文の英語表現とそれに対応する日本語の翻訳表現を覚えておけば、商取引の交渉は容易になります。
目次
1 国際間の契約(契約とは?;契約書の役割;契約書の種類;電子商取引契約書;契約書作成の注意事項;英文契約書のむずかしさ;法律上注意すべきこと;補償条項;被保険者追加条項;児童労働等使用禁止条項)
2 英文契約書の基本的構成(全ての契約書に一般的に共通なもの;売買契約書に特有な条項;ライセンス契約に特有な条項)
3 契約書サンプル
著者等紹介
野副靖人[ノゾエヤスヒト]
昭和45年(1970)鹿児島大学法文学部法学科卒業。同年4月(株)東京銀行(現三菱東京UFJ銀行)入行。以後、同行ハンブルグ支店、審査部等で、ドイツ国内・北欧・東欧との取引を通じて国内・海外取引に係る契約、訴訟、債権保全・回収などの法務を経験。平成8年(1996)以降、(株)三栄コーポレーション取締役社長室長、同社常勤監査役を歴任し、国内・海外取引に係る契約、債権保全・回収などの法務を経験(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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