会計学の手法―実証・分析・実験によるアプローチ

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  • サイズ A5判/ページ数 195p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784502135514
  • NDC分類 336.9
  • Cコード C3034

内容説明

わが国では「会計イコール簿記である」「会計の勉強とは、会計基準の内容を理解して覚えることである」というイメージが強く、会計を単なる技術と感じている人も多いでしょう。本書のねらいは、「会計学の広さ」を読者にうったえ、これまで学んだ会計学とは毛色の異なる、新鮮な会計学を楽しんでもらうことです。

目次

第1部 実証的アプローチ(実証的アプローチに必要なツール(統計学;ファイナンス理論)
会計情報にたいする証券市場の反応
会計情報と利益マネジメント
非財務情報の開示と効果)
第2部 分析的アプローチ(分析的アプローチに必要なツール:ゲーム理論と契約理論;企業会計に関する規制;経営者による利益操作;経営者に対する報酬)
第3部 実験的アプローチ(実験的アプローチに必要なツール:実験の意味と手法;会計実験の具体例)

著者等紹介

田村威文[タムラタケフミ]
中央大学経済学部教授。1993年大阪大学大学院経済学研究科博士後期課程中退。主要著作として、『ゲーム理論で考える企業会計―会計操作・会計規制・会計制度』(中央経済社、日本会計研究学会太田・黒澤賞)がある

中條祐介[ナカジョウユウスケ]
横浜市立大学大学院国際マネジメント研究科教授。1992年一橋大学大学院商学研究科博士後期課程単位修得退学。主要著作として、「中期経営計画情報の自発的開示行動とその企業特性」(『會計』第180巻第6号、日本会計研究学会学会賞)がある

浅野信博[アサノノブヒロ]
大阪市立大学大学院経営学研究科准教授。1999年大阪大学大学院経済学研究科博士後期課程単位取得退学。博士(経済学、大阪大学)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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