目次
第1部 公共インフラの経済効果(「差の差」の手法によるインフラ整備の影響の定量化―高速道路インターチェンジの整備を例に;鹿児島市内における企業活動に対する九州新幹線開業効果の検証―ヘドニック・アプローチを用いた実証分析;鉄道新線開業の地域経済への影響;地域の公共サービスと住民幸福度の関係―国民生活選好度調査を使った分析)
第2部 公共インフラと公的支援(鉄道貨物輸送のインフラ整備;これからの「地方空港」政策のあり方;イギリスにおける地方交通の計画手法―近年の制度改革をめぐって;「劇場法」制定と「公共財」としての公立文化施設のあり方)
第3部 地域雇用とインフラ整備(起業化支援施設の政策効果;公共投資の雇用・民間投資誘発効果のパネルVAR分析;炭鉱企業の民営化と地域振興―ポーランドにおけるボウダンカ炭鉱の民営化過程を中心に;空港民営化と地域振興政策)
第4部 観光インフラと地域振興(「道の駅」設置と観光および防災インフラとしての役割;重伝建地区における歴史的建造物・町並み保存と観光振興;コモンプール財としての観光資源の管理・運営―日本の地域の取組み事例から)
著者等紹介
長峯純一[ナガミネジュンイチ]
関西学院大学総合政策学部教授。博士(経済学、関西学院大学)。1958年生まれ。1986年慶應義塾大学大学院経済学研究科博士課程単位取得満期退学。追手門学院大学経済学部専任講師・助教授、関西学院大学総合政策学部助教授を経て現職。また、現在、公共選択学会理事、日本計画行政学会理事を務める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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