目次
1 会計と統計の間―統計と区別される会計の本質
2 ヘッジ取引の財務諸表表示法について
3 二つの売上原価間接把握法
4 静態論の現代的意義
5 ドイツ商法の引当金規定と貸借対照表観―費用性引当金概念の拡大をめぐって
6 資本概念と会計主体観
7 新株引受権付社積と転換社債の発行者側の会計処理の諸問題
8 シュマーレンバッハ学説における財貨的思考と貨幣的思考―旧版から新版への展開の一つの解釈
9 費用収益対応の原則の意義
10 運動貸借対照表論における表示区分―表示指向型の思考基盤の検討
11 実体資本維持と時点利益
12 チェンバース理論における利益計算―二つの損益計算書の比較を中心にして
13 企業会計の現実主体思考と記号主体思考―ドイツ資金会計論を中心として
14 簿記の自己完結性
15 カレント・コスト会計の本質的意義―エドワーズ・ベル学説を手がかりにして
16 リース資産化と損益計算
17 Methode und Aufgabe der Ermittlung der Grunds¨atze ordnung sm¨assiger Buchf¨uhrung(正規の簿記の諸原則抽出の方法とその課題)