内容説明
本書は、財務会計基準それ自体ではなく、財務会計基準の設定に関する方法論を主題として、これまでほとんど触れられなかった基準設定の分野に対する新たな挑戦である。
目次
第1部 財務会計基準設定の発展(財務会計基準設定の歴史;現在の基準設定プロセス)
第2部 基準設定の目的(財務会計基準の効率性;財務情報の分配)
第3部 会計基準設定の論理(集計による基準設定;理論による基準設定;成文化による基準設定)
第4部 財務会計基準審議会による基準設定(財務会計基準の正当化;3つの事例研究;財務会計基準設定に関する要約と結論)