内容説明
なぜ、何百年も続けられるのか?地域産業の永続性要因として、特に重要であるのが、継続的なイノベーション、相互利益を担保する取引制度・慣行、人材育成の仕組みとしての公的教育機関の存在、の3つの要因である。長年にわたって生き残ってきた地域産業の永続性要因を探究する。
目次
第1章 世界三大眼鏡産地(日・伊・中)の物語―地域産業の盛衰とイノベーション
第2章 静岡県の酒造産業の活性化―地域産業の再活性化ロジック
第3章 プラモデルの集積地「静岡」―産業集積の生成・発展の要因とは
第4章 協調メカニズムとしての取引制度―第三者による取引ガバナンスが地域産業を永続させる
第5章 地域産業における人材育成の仕組み―オーガナイザー(問屋)と公的教育機関の役割
終章 新しい理論発掘の宝庫、地域産業
著者等紹介
尹大栄[ユンテーヨン] 
静岡県立大学大学院経営情報イノベーション研究科教授。神戸大学大学院経営研究科博士後期課程修了。博士(経営学)。専門分野は経営戦略論、国際経営論、産業クラスター論(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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