内容説明
急増する相続に関する争訟その重要論点について、平成以降の主要判例を網羅的に検討する。民法条文の逐条解説と、89に及ぶ司法判断の整理・分析で、判例法理の形成・展開を実務的視点から論じる。
目次
第1部 遺留分減殺における法務(遺留分制度の法的意義;遺留分に関する現行民法の条文;遺留分減殺請求訴訟)
第2部 法務に関する判例
第3部 遺留分減殺における税務と判例(遺留分減殺請求と税務;税務に関する判例)
第4部 遺留分における登記と判例(遺留分減殺請求と登記;登記に関する判例)
著者等紹介
永石一郎[ナガイシイチロウ]
1972年弁護士登録、司法研修所民事弁護教官、東京弁護士会倒産法部長、同弁護士倫理委員会委員長、同知的財産権法部長、日本弁護士連合会「自由と正義」編集長、関東弁護士会連合会常務理事、一橋大学法科大学院特任教授、東京三菱銀行監査役等を歴任。現在、東京弁護士会あっせん・仲裁人、金融あっせん・仲裁人、日本弁護士連合会懲戒委員会委員、同会行政訴訟センター委員、原子力損害賠償紛争解決センター仲介委員、東京土地家屋調査士会境界紛争解決センター委員、日本法律家協会理事等を務める。平成25年5月旭日小綬章受章(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。