内容説明
人類の活動範囲の拡大はエネルギー消費の拡大とともにあり、人類の生活レベルを向上させてきた。しかし、現在の主要なエネルギー資源である化石燃料等は有限であり、経済発展を続けるために人類がどのように対応すべきかは課題が多い。本書は、エネルギーと人類との関わりから発生する諸問題に人類がどのように対応していくのかを経済学の知見をベースに最新のデータを交えつつ紹介する。
目次
第1部 エネルギー政策(電力・ガスの規制緩和;エネルギー消費の削減政策)
第2部 エネルギー資源政策(石油の市場と産業;シェールガスがもたらしたエネルギー革命;バイオマス政策;原子力発電)
第3部 環境政策(太陽光発電・風力発電のエネルギー政策;排出権取引政策;途上国電化政策)
第4部 環境技術と環境ビジネス(環境ビジネス―再生可能エネルギーとその推進政策;スマートメーターと省エネ;エネルギー転換と代替技術;エネルギー技術のイノベーションと安全性確保;エネルギー関連技術・企業への投資)
著者等紹介
馬奈木俊介[マナギシュンスケ]
東北大学大学院環境科学研究科准教授。九州大学大学院工学研究科修了。ロードアイランド大学大学院修了(Ph.D.(経済学博士))。IGESフェロー、東京大学公共政策大学院客員准教授、経済産業研究所ファカルティフェロー、IPCC代表執筆者を兼任。環境経済・政策学会学術賞、環境科学会奨励賞、日本計画行政学会奨励賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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