内容説明
本書は、複雑化する金融規制の中で、特にわが国の預金取扱金融機関の大部分を占める「国内基準が適用される預金取扱金融機関等」を対象に、2014年3月31日以降適用される新規制を踏まえ、実務上のエッセンスを抽出して実務ハンドブックの形式を落とし込んだものである。
目次
第1章 バーゼル規制を巡る世界的潮流
第2章 国内規制における資本概念の改定
第3章 バーゼル規制における自己資本の分母
第4章 バーゼル規制における第2・第3の柱
第5章 金融規制を巡る周辺論点の整理
第6章 バーゼル3を巡る諸論点のアップデート
第7章 わが国の金融システムの在り方を問う
補論 バーゼル2規制と国際統一基準行におけるバーゼル3自己資本規制の概要
著者等紹介
柴崎健[シバサキタケシ]
一橋大学経済学部卒業、一橋大学大学院国際企業戦略研究科修了。日本興業銀行入行、同札幌支店、興銀証券市場営業第一部、同投資戦略部等を経て現在、みずほ証券金融市場調査部チーフファイナンシャルアナリスト。横浜国立大学大学院国際社会科学研究科非常勤講師
山内直子[ヤマウチナオコ]
津田塾大学国際関係学科卒業。新日本証券入社、債券営業、債券リサーチ等の業務を経て現在、みずほ証券勤務
岡本修[オカモトオサム]
公認会計士。慶應義塾大学商学部卒業、1998年度国家公務員採用1種試験(経済職)合格、中央青山監査法人、朝日監査法人(現あずさ監査法人)を経て現在、みずほ証券のマーケット部門にて金融機関を中心とするソリューション営業に従事(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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