内容説明
本書は、拡大の一途を辿るアジア諸国への事業展開について、3つのステージ(「投資ステージ」「機能移転・地域統括会社設置ステージ」「事業展開ステージ」)という視点から、事業投資および運営のストラクチャリングと法的リスクへの対応を解説している。それぞれのステージでの課題・留意点を解説するとともに、昨今域外での摘発例の多い贈収賄への対策にも言及。さらに海外事業オペレーションの重大な障害となりうる労働法、競争法の法的リスクへの対応について、国別(中国・タイ・ベトナム・マレーシア・インドネシア・フィリピン・インド・シンガポール・ミャンマー)に詳説している。
目次
序章 海外拠点マネジメント戦略の必要性
第1章 3つのステージで考えるアジア戦略
第2章 stage 1―投資ステージで考えるコンプライアンス問題
第3章 stage 2―地域統括会社の活用と法律・税務の検討事項
第4章 stage 3―事業展開におけるコンプライアンスリスク
第5章 risk 1―贈収賄リスクへの対応
第6章 risk 2―国別 労働リスクへの対応
第7章 risk 3―国別 競争法に関するリスク対応
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- キリシタン研究 第9輯