内容説明
本書は、主に従来の特例民法法人から一般社団・財団法人に移行し公益目的支出計画を実行中の法人や、公益社団・財団法人の多くが採用することが考えられる平成20年改正の公益法人の会計および税務について、Q&A形式でわかりやすく解説しています。公益法人の会計を理解する上において最低限必要な公益法人改革の概要から、平成20年に改正された公益法人会計基準の特徴、財務諸表等の作成方法、日常的な経理業務を行う上において必要な知識や、寄附金税制等公益法人特有の税務上の論点まで取り上げています。
目次
第1章 新しい公益法人制度(新公益法人制度の概要;公益認定基準 ほか)
第2章 公益法人の会計―総則(公益法人会計基準の特徴;公益法人会計基準の沿革 ほか)
第3章 公益法人の会計―財務諸表等(貸借対照表の特徴;正味財産増減計算書の特徴 ほか)
第4章 公益法人の主要科目の会計処理(現金預金の会計処理;有価証券の区分と評価 ほか)
第5章 公益法人の税務(法人税法上の法人の分類;一般社団法人・一般財団法人の非営利型法人の要件 ほか)
著者等紹介
久保直生[クボナオキ]
公認会計士。早稲田大学商学部卒業。大手監査法人パートナー。日本公認会計士協会東京会常任幹事。日本公認会計士協会非営利会計検討専門部会専門員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。