内容説明
インターネットの普及に伴い、営業妨害・嫌がらせから商標権侵害、コンテンツ不正使用等の知的財産問題、不正アクセス、サイバー攻撃といったネット上でのトラブルが増加しています。企業にとっては、日ごろからインターネットトラブルに備え、有事の際に適切に対処できる体制の構築が必須の経営課題となりつつあります。そして、インターネットが社会のインフラとして欠かせない現代において、ネット上のトラブルへの対策という新たな役割が、弁護士や企業の法務担当者といった法律実務家に求められています。本書は、ネット上での情報発信による被害を受けた場合に、その元となる情報を削除し、情報の発信者を特定したうえで、発信者に対して権利を行使するための手続きを具体的に解説しています。
目次
第1章 法的対処における基本(そもそもインターネットとは何か;インターネットトラブルの法的対処方法 ほか)
第2章 対策マニュアル―手続きの流れを理解する(基本的な姿勢・心構えと手続きの概観;問題の発生から、対策の着手まで ほか)
第3章 対象サイト・プロバイダ別対策(サイトごとの注意点・解説;アクセスプロバイダ ほか)
第4章 各種書式(サイト管理者等に対する請求で使用する書式;アクセスプロバイダに対する請求で使用する書式 ほか)
著者等紹介
中澤佑一[ナカザワユウイチ]
弁護士(2010年弁護士登録 埼玉弁護士会)。戸田総合法律事務所代表。IT・知的財産関係法務を中心に活動(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
KAZOO
えちぜんや よーた
壱萬弐仟縁
かずら
乱読家 護る会支持!