内容説明
企業が危機的状況に直面した際に、業務担当者やその管理者が、法令等に基づく臨機応変な対応をとるための方法として「緊急時の法務対策」(Emergency Legal Plan:ELP)という手法を解説。複合リスクへの対応も解説。新しい危機管理の実践マニュアル。
目次
第1章 緊急時のビジネス実務とは(緊急時の実務対応における適法性の確保―臨機応変と無秩序は違う;危機的状況への対処における法務知識の重要性―法的リスクに対する想定力と対応力緊急時のビジネス実務について基本的な考え方;リスクマネジメントの実践;危機管理の後対策の実践;危機管理対策の運営;企業のクライシスコミュニケ-ション)
第2章 緊急時のビジネス実務の実践(緊急時の法務対策(ELP:Emergency Legal Plan)
企業の事業継続に対するリスクの洗出し)
第3章 事業別のリスク要因再点検(複合リスクにどう備えるか)(製造業;小売業;金融業;物流業)
第4章 担当業務別のリスク要因再点検(総務・広報;営業・販売;人事・労務;財務・経理;調達;研究開発)
著者等紹介
平本正則[ヒラモトマサノリ]
明治大学法学部卒業。現在、株式会社ワールド・ヒューマン・リソーシス取締役副社長・法務本部長、主席研究員
高田享[タカダススム]
弁護士。東京大学法学部卒業。現在、株式会社ワールド・ヒューマン・リソーシス主席研究員。東京第一弁護士会所属
松浦宗史[マツウラヒロシ]
明治大学法学部卒業。現在、株式会社ワールド・ヒューマン・リソーシス取締役・法務部長、主席研究員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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