内容説明
23年12月の国税通則法改正をフォロー。不慣れな相続税の税務調査もこの一冊で「憂いなし」。どのように税務調査が行われるのか、どのように調査対象者を選定しているのかなど、“いざ”というときに慌てないノウハウを満載した“備えあれば”の一冊です。また、第2版では平成23年12月公布の国税通則法改正(税務調査の事前通知、更正の請求の範囲の拡大等)を盛り込みました。
目次
第1章 相続税の税務調査対応の心構え
第2章 相続税の税務調査の特徴と傾向
第3章 相続発生から税務調査までのプロセス
第4章 相続税の税務調査の2つの類型
第5章 相続税の税務調査のいろいろな手法
第6章 納税環境の整備と除斥期間等
第7章 相続税の税務調査の対象となる推定要件
第8章 事例から学ぶ相続税調査への対応策
第9章 「申告漏れ・申告誤り」を未然に防ぐチェックポイント
第10章 税理士による適正な納税申告の実現に向けて
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Kazuo Ebihara
2
税の申告はややこしい。 毎年の確定申告は、給与や医療費控除、ふるさと納税など、 自らの年間の収支関係は確実に把握出来るため、簡単である。 一方、相続税の申告は初めてであり、 故人が管理していた財産、債務を把握するため、簡単ではない。 ここに、抜け、漏れ、間違い、隠蔽などの誤りや不正があると税務調査が入り、 追徴課税がされることとなると言う。 その傾向と対策が書かれています。 親父は商売をやっていたため小口取引が多く、 全貌を把握するのがほんと大変なんです。2023/01/03