内容説明
内需が落ち込む中、アジアの近隣諸国に対する進出は、ここ数年加速度的に増加している。中でも、英語圏であり将来は人口において世界一となることが見込まれるインドは、市場として魅力的ではあるが、現実的には進出は必ずしも容易ではない。本書は、インド市場への挑戦を支援する立場から、進出にあたり必ず直面する重要事項を、Q&A形式で解説するものである。法令の改正が相次ぐ状況から最新情報の提供に注意を払いつつ、専門的な法務面から日本企業がインドで成功するため求められる意識改革までを紹介する。
目次
第1章 なぜ今インドなのか
第2章 進出のために知っておくべきインド経済・社会の特徴
第3章 日本企業から見たインド市場の魅力
第4章 進出の決断に考慮すべきポイント―日本と異なる常識・その1
第5章 理解しておくべきインド外資規制等
第6章 M&Aにおける実務ポイント
第7章 進出後に直面する諸規制―日本と異なる常識・その2
第8章 収益回収局面で直面する諸規制
第9章 インドで紛争に巻き込まれた場合の対処法
第10章 インド事業成功のために―日本企業が変わらないといけない点
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