内容説明
本好きの中学生・雪音と市立図書館の司書・寿美子は、「ぬいぐるみおとまり会」実現に奔走していた。子供たちのぬいぐるみを預かり、夜の図書館での彼らの様子を撮影して贈る夢のある企画だ。絵本を読んだり、本の整理をして働くぬいぐるみたち。ポスター作りに悩む二人の前に、図書館業界では伝説的存在(?)の山崎ぶたぶたが現れて…。
著者等紹介
矢崎存美[ヤザキアリミ]
埼玉県出身。1985年、星新一ショートショートコンテスト優秀賞を受賞。’89年に作家デビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ダイ@2019.11.2~一時休止
199
ぶたぶたその16。連作短編集。図書館のぬいぐるみおとまり会のお話。ママとぬいぐるみのともだちがイイ。2015/02/22
AKIKO-WILL
177
初めてのぶたぶたさんシリーズ!本当は最初の巻?から読んだ方が良いのかな?と思ったのですが、ぶたぶた図書館ってタイトルに惹かれて読んでみました。山崎ぶたぶたさんの登場までどんな風に出てくるのか?ワクワクドキドキしちゃいました。夢のあるようなストーリー!ぶたぶたさんがおじさんなのがまたいい味出してます。気になったのは元カメラマンの間宮さんの弟さんのコト。特によく分からず終わってしまった。ぶたぶたさんが作ってくれるバーベキューに参加したいな。これは他のシリーズも読まないと!2016/04/26
シナモン
167
久しぶりのぶたぶたシリーズ、4冊目。図書館を通していろんな世代が繋がっていくっていいなぁ。もちろんそこにはぶたぶたさんもいてしっかりいい仕事してくれてます。「どうにも不可解で、なじめない存在ー愛しているけれどわからない存在」自分のこどもなのに…と子育てに悩む母親が印象的でした。こどもといえば、ぶたぶたさんの娘さんたちも登場。良いお父さんぶりを発揮しているぶたぶたさんでした。絵本もたくさん紹介されてるので読んで行きたいなー。2020/08/25
小梅
139
最後にホロリとしました。 疲れて読書が進まない時の救世主! ぶたぶたさんと本談義をしたいです☺️2018/06/21
七色一味
116
読破。なぜぬいぐるみが動く!?しゃべる!?お酒飲む!?おでん食べる!? しかも子供いるし!(ぬいぐるみと人間双方のDNAを受け継ぐ子供!) 車運転するし!?(免許証を見てみたい) この巻のあとに、パティシエになるんだな!? 洋菓子店、開いちゃうんだな!?2014/02/27
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- 和書
- 海東野言