出版社内容情報
科学で偉大な発見・発明をした偉人の業績と生涯を分野別に紹介するシリーズの第5巻。会話調の平易な語りと多数のイラストで興味関心を深められる。各章末エピローグで、偉人の精神を受け継ぐ研究者等が最新の話題や新たな展開を紹介。2022年より高校の新学習指導要領にて「探究学習」が導入、さらに様々な分野を統合し新しい創造を目指す「STEAM教育」で、自ら問い立てし自律的に探究する偉人は最良のモデルとなる。科学への興味関心を喚起するとともに、探究の重要性と社会への影響や価値の大きさを理解する機会になる。
目次
顕微鏡で微生物の世界を探求 アントニー・ファン・レーウェンフック
植物分類の創始者 カール・リンネ
古生物学の門を開いた女性化石収集家 メアリー・アニング
遺伝の法則を発見した グレゴール・ヨハン・メンデル
昆虫の詩人 ジャン=アンリ・ファーブル
条件反射学の生みの親 イワン・ペトローヴィチ・パブロフ
日本の植物学の父 牧野富太郎
動く遺伝子の発見 バーバラ・マクリントック
自然を愛した生態学者 今西錦司
動物行動学の父 コンラート・ローレンツ
DNAらせん構造解明で大きな役割を果たした女性科学者 ロザリンド・フランクリン
マウンテンゴリラの研究に生涯を捧げた動物学者 ダイアン・フォッシー
進化論を発展させた生物学者 ウィリアム・ドナルド・ハミルトン