出版社内容情報
晶析の理論や技術、実験法、解析法を体系立ててまとめた初の教科書。問題演習も準備して理解の助けとなるよう配慮。溶液の温度を上げ下げし、目的成分を結晶化させ析出する操作を晶析という。その晶析の理論や技術、実験法、解析法を体系立ててまとめた初の教科書。専門用語や定義は初学者向けに解説するとともに、問題演習を用意して理解の助けとなるよう配慮した。深淵なる晶析の世界へ誘う興味深いコラムも用意。医薬、食品、機能品、宝石、環境、エネルギーに携わる技術者・開発者必読の書。
久保田徳昭[クボタノリアキ]
平沢 泉[ヒラサワイズミ]
小針昌則[コバリマサノリ]
目次
晶析とは何か
溶解度、過飽和度および結晶
核化
結晶成長
準安定領域と核化
ポピュレーションバランスモデル
回分冷却晶析
貧溶媒晶析
反応晶析
多形制御と結晶化による光学分割
結晶純度と結晶形状
結晶収量と装置設計
スケールアップ
準安定領域―従来の考え方と本書の提案
著者等紹介
久保田徳昭[クボタノリアキ]
東北大学工学研究科修士課程応用化学専攻修了、工学博士。(株)新潟鉄工、静岡大学工学部化学工学科技官、岩手大学工学部応用化学科教授。現在、岩手大学名誉教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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