目次
超伝導研究史
超伝導の実験事実
超伝導の現象論(初期の理論;GL理論)
2種類の超伝導体の磁気的振る舞い
微視的理論への準備
超伝導の微視的理論(BCS‐Bogoliubov理論;Green関数法)
超伝導体におけるトンネル効果
付録(複素関数概論;特殊関数;BCS理論で用いられる積分公式、級数公式の証明;楕円積分と楕円関数;単位系・物理定数表・数学定数)
著者等紹介
丹羽雅昭[ニワマサアキ]
1983年東京電機大学理工学研究科数理学専攻修士課程修了。(株)小松電子金属技術部を経て、東京電機大学工学部・未来科学部物理系(環境化学科兼務)講師(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
T2T3
0
この本には超伝導に関連した数式の導き方がこれでもか、というくらい詳しく書いてあります。ただ、この本読んでも超伝導の本質はわかるようにならないと思うので、あくまで副読本として読むのがよいでしょう(じゃあ、正読本として何を読めばいいのかと問われると答えるのが難しいですが...)。
pnictide
0
丹羽さんの超伝導本。ストイックに式を追いかけた記憶。2010/03/01
椪
0
古典から導出できる理論(ロンドン方程式やGL理論)からBCS理論、ジョセフソン効果などが主に書かれていて計算過程の記述が丁寧。計算がやや重いが超伝導の理論を確かめるにはかなり良かった2019/01/04
-
- 洋書
- 8 ANS (IF)