人とロボットの“間”をデザインする

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  • サイズ A5判/ページ数 298p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784501543808
  • NDC分類 007.1
  • Cコード C3053

内容説明

人間であるユーザとロボットや擬人化エージェントの“間”、つまり“インタラクション”をいかにデザインするかについて、その方法論と最先端の刺激的な研究を解説。

目次

第1部 HAIの概念と方法(HAIとは何か;HAIの方法論)
第2部 人間と擬人化エージェントのインタラクションデザイン(「憑依」するエージェント―ITACOプロジェクトの展開;エージェントによるしぐさと視線のコミュニケーション;人間の直感を揺さぶるエージェント)
第3部 人間とロボットのインタラクションデザイン(家具・家電・日用品をエージェント化する;人間に負担のないロボットとの協調作業;意図的な機械)
第4部 人間と人間のインタラクションデザイン(人と向きあうエージェント、人と人をつなげるエージェント―療育現場のケーススタディ;人と人のコラボレーション;エージェントメディエイテッドインタラクション)

著者等紹介

山田誠二[ヤマダセイジ]
大阪大学大学院基礎工学研究科博士課程修了、工学博士(1989)。大阪大学基礎工学部助手(1989)。大阪大学産業科学研究所講師(1991)。東京工業大学大学院総合理工学研究科助教授(1996)。国立情報学研究所教授(2002)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

酔花

1
工学的な要素をいかに人につなげるか。まさしく表題の通り、<間>、すなわち橋渡しをどう設計するかという課題について多角的に実験分析されており、非常に密度の濃い一冊になっている。結局のところ、人が使いたいと思わなければどんな技術的に優れたロボットであろうと無長の長物とかしてしまう。認知心理学などに基づいた設計の重要性がわかる。2012/06/18

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